モータ・コントローラ導入事例
導入製品:ACモータ IA180
/NEOS Controller M type
小型・高出力なモータと出力調整可能なツールによって、様々なフィールドへの展開ができました。
株式会社EVジャパン様
代表取締役 西田 長太郎様
はじめに
関西の自動車整備工場の有志で設立されたEVジャパン様では「地域社会の活性化と環境への貢献」を目標に、観光地で用いられる観光用車両やトラクターの電動コンバージョンなど様々な用途に渡る電動車両の開発をしておられます。
今回、代表である西田様から、豊田自動織機製のモータとNEOS Controllerを採用することになった経緯と感想をお伺いしました。
選定理由
豊田自動織機の小型・高出力なモータ・NEOS Controllerは様々な用途を効率的に開発するのに必須でした。
様々な電動車両の開発をする我々にとってまず大切なことは電動車両の基幹部品であるモータとNEOS Controllerが小型・高出力であり搭載性と駆動力が高いレベルでバランスしていることでした。それによって搭載要件や駆動力の要求が大きく異なる車両に同一のコンポーネントで対応できます。その点において豊田自動織機の提案はまさに求めていた製品スペックであったと言えます。
過去の失敗から品質面の安心感を求めました。
過去に海外メーカーから部品を取り寄せたりして、いろんな失敗をしてきた経験があるので、企業体質も含めた品質面も重視しました。豊田自動織機のモータとNEOS Controllerはフォークリフトで豊富な実績を積まれているので、品質面については強い安心感を持ったうえで選定することが出来ました。
NEOS Controller用“車両適合ツール”はわかりやすく扱いやすいので車両開発プロセスがスムーズに行えます。
実際に豊田自動織機製のNEOS Controllerを使ってみて素晴らしいと思ったことは、“車両適合ツール”を通じて車両のパラメータの設定状況や動作状況などのNEOS Controllerの中がわかりやすく見えるという点ですね。他のメーカーさんの同様なソフトウェアを扱ったこともありますが、断然わかりやすかったです。観光車両から農機まで、求められる車両挙動、出力性能が大きく異なる電動車両の開発を行っていく中で、わかりやすく扱いやすいというのは非常に大きな魅力でした。
導入結果
お客様に喜んでいただけ「地域社会の活性化と環境への貢献」を実現できています。
軽井沢プリンスホテル様、佐野市道の駅どまんなか たぬま様といった観光地向けの用途に観光車両を納入、現在運用していただいており、お客様からは優れた静音性やスムーズな動作にお喜びいただいているとお聞きしています。また、夜久野市で行われている小水力発電による再生可能エネルギーを利用したプロジェクトにおいては、農業用トラクターの電動化コンバージョンも進めています。まさに豊田自動織機製モータ、NEOS Controllerによって「地域社会の活性化と環境への貢献」を実現できており、更に今後も様々な展開を考えております。
株式会社EVジャパン様 〒561-0843大阪府豊中市上津島1-10-32